ル・マルシャンの箱

箱根の細工物が一番近いのだろうか?
原作の中で触れられているフランクが「中国で見た」というのは、クライブ・バーカーが中国と日本の区別がついていないようなモンなんだろうか?

でも、そうだろうか。

正直、あの感覚はキャストパズルが似ている。
でも、キャストパズルがそういった細工物かというと全然Noだ。

http://www.hakonemaruyama.co.jp/
http://www.yosegi.net/izumiya-jp/index-j.htm

「究極の快楽」をもたらすといわれるル・マルシャンの箱。
精緻な彫刻の中にはおどろくべき精密な仕掛けが施されており、
ひとつの仕掛を探り当て、解き明かす事で次の仕掛が動き出す。

その先に広がる世界もまた魅力的だが(個人の価値観など絶対ではない)
ヘル・レイザーの魅力はこの「箱」に集約される。
映画はそれを実に見事に表現した。

箱根細工よりも、NEWSに同じ感触を覚えるのは何故だろう?

http://www.castpuzzle.net/news/

ところで…
芦ヶ原伸之さんが死去されたのを一年もたって知りました。

楽しい事、一杯ありがとう