お前、いくつやねん
青春の歌といえばパティ・ペイジである。
一番に思い出すのがテネシー・ワルツよりも、チェンジング・パートナーで、
その切なさにぐっときたものだ。
そういえば、昔のラブソングは、こうした失恋物が多かった気がする。
やたらと自分の思いに爆走する途中ではなく、
けつまづいて転んだり、ふと振り返ったメランコリックな気持ちである。
今ドキの若者には無理な話かもしれないが、こうした歌を聞いて育った世代は
どうしても恋愛を神聖化し、時に臆病なほど純粋だ。
滑稽かもしれないけれど、失って初めて気づく大切な部分がそこにあるのではないかと思う。
http://www.universal-music.co.jp/jazz/best200/UCCU-5054.html
と、感慨に耽っているが、同時に青春と言えばベティ・ペイジである。
この程度のセックスアピールで、当時は後ろめたささえ感じたものだ。
多分こっちは今ドキも通用するだろう。
それだけマニアックな性は一般化されずに、かつ色あせてもいない。
ただ、後ろめたさの楽しみは薄れてしまった。
こっそりが華、である。
http://www.fujiura.com/postershop/bettiepage.htm
ベティ・ペイジと言えばトレイシー・ローズ…
って書いていくとマズイ方向にいきそうなのでやめとく。
なんなんだ、青春って