question:1140959285

という騒ぎがあったりした訳ですが。
この仕様おかしくね?バグじゃね?というやりとりが日常茶飯事だったりする自分の日々の中でふと思ったりしたのが、質問者がまず質問箱でもなければ、アイデアでもなければ、質問にあげちゃうはてなの現状について。

はてながシステムに対して、曖昧な、あるいは後手後手の対応をしてきたツケが回ってきた、その結果じゃないかと。
こうして騒がなきゃ対応してくんないじゃん!という不信感が、質問にも回答にも満ち満ちてる。
(でも、騒いでも対応してくれるかは別問題。
むしろ騒ぎ方によってはその方が放置理由に成りえる)

ユーザーサイドで、こうしたいわば検証をしてくれるのはシステム側としては非常にありがたい事のはずだ。
今回のように不具合疑惑->同一現象の再現->現象の解明までをユーザサイドで展開してくれるなんて、素晴らしい。
(怠け者の意見ですがね)

しかしながら、これって本当は質問者が自腹を切って問題定義する内容じゃないはず。
そこんとこ、はてなはどう感じているのか。

ところで技術者内で、「バグ」ってのはある種禁句になっている。
仕様です、と返す内には「バグ=不具合」の重さから犯人探しの様相を呈してくるという理由があるからだ。
質問冒頭の「本当ですか?」は、自分たち技術者の、このバグという言葉を(分かっていたとしても)避けつつ他の技術者の反応を伺う微妙な感覚と似た物を感じる。

問題は、この問いかけにダイアリ日記でのコメントなどという手法で返し、案の定それが不信を上塗りしている、という結果だろう。
こういう姿勢をどうにか正さないと、どんどん首が絞まっていくんじゃなかろうか。

しかしながら、これを速攻で「嘘」とか「釣り」と表現しちゃう人の神経を疑っちゃうんだが。
「嘘」と「勘違い」は全然違うだろうに。