プログラマに負担をかけない仕様書

question:1159966216

回答がなんだか月並みというか、抽象的というか…
そもそも、回答してる人、本当にPGやSEか?と首を傾げてしまう内容だからか
(質問の回答制限に明記していないからダメではないだろうが)

たった8件の回答で満足しちゃうというか、締めちゃうあたり、
意見を聞こう、取り入れよう、という姿勢がちーっと欠けているように思われ。
もっとライトな質問でも、もうちっと長い間空けておくだろうに。

で、とっても興味津々な質問だったが、満足な回答はやっぱりないわけで。
つか、そもそもPGに負担をかけるような仕様書って何なんだろう、と。
ぶっちゃけ、インターフェースとかI-Oがしっかりしていれば、
(目に見える部分と結果さえ抑えておけば)
仕様書なんて、それでいいのだ。
それ以上踏み込むには

自分も若干の言語ならばわかりますが、ほとんど無知の状態に近いです。

なんて人には無理。つか、むしろ無駄。
完璧な仕様書なんてお目にかかったことがないが、
仕様書に書ける情報なんてたかが知れている。
そんでも「PG」に負担が掛かるなんてのは論外。
SEじゃなくってPGに負担、ってことは、インターフェースか、I-Oか、システム設計が「適当に」ってお茶を濁してあるに違いないのだ。
まさしく、作ることを前提に仕様をつめていないからだ。

PGに負担がかかる、っていう事は、仕様レベルに落ちていない、ってことなのだ。
まずはSEとそこまで落とす作業が必要。
それでも抜けは生じる。
作るのが使用するユーザーでない限り仕様の抜けは出るし、設計段階では踏み込めないDBや言語の制限も出てくる。
そうなった場合に、仕様を見直すのは当然ながら、プライオリティをつけ、現実的な開発工数と必要なら環境、更には運用的なカヴァーをフォローアップする必要がある。
ま、仕様書が穴だらけでも、金と時間さえありゃ、なんとでもなるんですわ。実際。
問題は、中身も知らない奴が仕様をホイホイ決めてきて、無理難題な内容を、激安な工賃で請け負って、開発者がこんなんどうにもなんねぇよと怒っても、責任を負いたくないばっかりにどうにかしろよと開き直る。そういう悪循環なのだ。

働きやすい、作りやすいのは「完璧だから」ではない。
PGはロボットじゃないのだし、仕様を作るのは人なのだから。
求められるのは、必要な物だけを用意し、後は柔軟に、という部分だ。
内作なら、更にワガママになる。
外注なら、求める「形」が違う。

SEやって長いけれど、「こうすればいい」なんてテンプレートはあってないようなモンですよねぇ。
色々な業者さんの仕様を見ると、シンプルすぎるのからがっちがちのまで。
でも結局はインターフェースとI-O。
そんだけなんですよねぇ。