心に残らない作品
ポケモンレンジャーと蒼海の王子マナフィ
http://www.pokemon-movie.jp/
公開初日という事で、それなりに入ってました。シネコンで3/1ってトコロでした。(これでも多いほうだよね…)
ぜーんぜんダメ。
「ルカリオ」は、シンプルなストーリーで、ルカリオ(マスターとポケモンの関係)とミュウ(自然保護?)のポケモン二本立てでそれなりに良かったけど、マナフィは全然アカンよ。
今回はポケモンレンジャーを売りたいが為の映画だと思うんだけど、それならいっそサトシ要らねぇ!
いや、それ、ポケモン映画ちゃうやん、と言われるかもしれんけども、ポケモンマスターを目指しているのにレンジャーに心を動かされるのもまたムカつくしっ!
ぶっちゃけ、サトシのマスター、ハルカのコーディネイター、タケシのブリーダーというのはレンジャーとは対を成す関係だと思うんですよ。
「ジラーチ」の時に似たような展開があったという部分もありますが、「ワタシに懐いている」=「子供かペット扱い」のハルカと、レンジャーとのやり取りにちょっと期待しましたが、基本的にスルー…?
ハルカとの別れを「マナフィが悲しむ」事も考えな、という言葉はOKですが、それ以上に膨らませないで終わってるし…
「ルカリオ」では、徹底して人は細菌扱いをされ、それでもポケモンを守ろうとした姿にちょっと良い物を感じましたが、今度はレンジャーが主題だってのに…
あれじゃなんだか、ポケモンレンジャーって、自分の都合のいいように野生の動物を利用してる奴らみたいでしたよ;
(GETじゃないんですよね?)
ラストのアリオンかナウシカか、と言うようなパクリも、どうにかしてくれよ〜
敵役もダメ。浅すぎる。
実はこいつも海の民で、王冠を手に入れる理由にはちょっと複雑な事情が…
とかなんとか!期待しちまったよ!
でも、一番のショックは…
カイオーガ…ちっちぇえ!
大好きなのに、迫力激減。
伝説のポケモンなのにー。オーラがないー!
一応すっげー強かったけど
あれ、皆殺ししてるよね?ね?
いいの?あの表現は。個人的には「自然の鉄槌」ってのはオッケーだけど、この流れで巨神兵か核兵器みたいなカイオーガはいいのだろうか。
そういえば、マナフィってカイオーガに似てる。
フォルムじゃなくってあの無機質な模様と機械みたいな目が。
実はマナフィは幼生(プランクトン状態)で、でっかくなるとカイオーガになるんだぞ…とかなんとか…
なんか、マナフィって一子相伝(違)みたいだからどうよ!?どうよ!?
相変わらずサトシのありえねー活躍は健在ですが、なにしろピカチュウが関わりなし、です。アレは痛いよね。
(ってか、タケシの扱いに比べればマシだけど)
あー。期待しすぎた。
隣でパイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズチェストの先行やってました。
おお、デッドマンって、デービー・ジョーンズの事なんだ。
…ってタコかよ!